01-02;発疹じんま疹
発熱と発疹
- 発熱がある最中に発疹も出現する場合は、注意!
- 突発性発疹や夏型かぜのエンテロウイルスによる発疹でも、出現するのは基本的に解熱後である。疾患経過の最後を見ていると思ってよい。発疹の最中は便がゆるくなる傾向や機嫌が悪い傾向(横にすると泣くので一晩中抱っこしたり)が多く親は大変である。
- 38℃以上の発熱と発疹が重なると病気の勢いが強い場合や免疫的な強い変化や川崎病を疑う。発熱含む経過中に発疹が出現する疾患にはアデノウイルスによる場合はしばしば体験する。。
じんま疹(蕁麻疹)と食べ物
- 食べ物が原因であったり、ひどくなる場合がある。蕁麻疹が出ている間は食事内容に注意が必要である。
- 一旦たんぱく質はとらないこと。蕁麻疹が軽くなってから摂ることが勧められる。その場合も火の通ったもの、すなわち蛋白が熱変性してから摂った方がよい。卵であれば固ゆで、牛乳であれば表面に湯葉状になってから。肉類では牛肉、鶏肉、豚肉の順で。魚は青背の魚は最後にすることが勧められる。
- 果物もトロピカル系は要注意である(バナナも)。
- 野菜も”あく”が強いものは注意である。トマトは単独でも蕁麻疹様の発疹を促す可能性がある。