01-18;小児眼科
- 一般的に弱視や斜視の頻度は3〜4%と言われていますが、原因を問わず知的障害児での頻度は30〜40%前後と考えられており、ダウン症では約80%といわれています。
斜視
- 生後1〜2ヶ月までは自然に改善することもあるが、生後5カ月以後は自然治癒しにくく、廃用性弱視の危険性もあり、治療が必要なことがある。
視力発達
- 6ヵ月で0.1〜0.3。2歳で0.5。3歳になると0.9〜1.0に到達する。4〜5歳で成人並みに。
- 視力に左右差や、遠視の強い場合には弱視になる可能性が出てくる。
- 黒板を見るのに0.7は必要。
健診
- 3歳児では、視力が正確に測れないこともある。できればここで判断。
- 就学児健診は弱視を発見する意味で大切。(8歳までに視機能発達は終了する)
先天性鼻涙管閉塞症
- 1年以内に90%は治癒。涙道マッサージが良い(1日3〜4回)
色覚異常