02-08-09;結核
結核
- 全国の年間新規登録患者数は約24000人である。
- 結核に感染した人のうち発症する人の割合は約10%である。感染から2年以内に発症するのが5%で、別の5%がそれ以降に発症する。
診断
Interferon-Ganma Release Assays(IGRA)
- T-SPOT検査とクオンティフェロン検査がある。
- クオンティフェロンは5歳以下の小児には適用がない。
腸感染
- 粘膜表面に近いリンパ濾胞に結核結節を作り、濾胞外へと広がり、粘膜表面に潰瘍性病変を形成する。潰瘍は腸管を輪状に取り巻くリンパ管に沿って横方向に炎症が波及し、いわゆる輪状潰瘍を呈する。
透析
- 透析患者における結核の発症頻度は一般人口よりも6倍高く、透析導入後の半年間に発症例が多い。肺外結核などの非典型的な病像そ示し診断が遅れる場合もある。耐性化も問題。