06-03;泌尿器感染症
クラミジア尿道炎
- 漿液性分泌液が感染後10日(潜伏期間は2〜3週間)を過ぎてから出現。排尿痛などの症状は軽い。
- 尿のPCRでクラミジアそのもののDNAを検出することで診断される。
膀胱炎
- 膀胱炎では発熱はありません。
- 発熱や倦怠感や腰痛があれば腎盂炎が疑われます。腎臓は血流が多い臓器で、体調が悪い時(抵抗力が弱っている時)に感染を受けると、敗血症(全身へ菌がまわってかつそれを許してしまう状態)になり命に関わります。
- 腎盂炎になると入院が必要となることも少なくなく、例え外来治療でも毎日の点滴など回復には時間がかかりゆっくりとなります。
原因
- 大衆浴場の後などは多い印象です。
- 性生活では、風呂に入って石鹸を使って陰部を洗ってからなど、気をつけていただく方が良いです。
治療
日常注意
- 下腹部を温めてはいけません。風呂へゆっくり入ったりすると悪化します。炎症部位(赤くなって腫れている部分)を温めたら悪化することはおわかりいただけるでしょう。
- 風呂やシャワーできれいにすることは良いことです。
- 十分な飲水と排尿が大切。我慢してはいけません。