07-02;めまい
- 失神感(数秒以内の眼前暗黒感)は心疾患と起立性低血圧を考える。
- 持続的なめまいで眼振があれば前庭神経障害(主に前庭神経炎)と中枢神経疾患(主に脳幹梗塞、小脳梗塞)の2つを考える。
- 平衡感覚障害(筋力に問題ないのに独歩が困難)は小脳病変を考える。
- 誘発因子と持続時間が重要。
- 何ヶ月も続いていれば、心因性か内耳性疾患の頻回の反復と考える。
- 頸椎症や筋緊張型頭痛に伴う頸性めまいは筋緊張が関与する分、心因的な要素が関わりやすい。
- 脳幹病変を示唆する4D;dysesthesia感覚障害、dysphasia嚥下障害、dysarthria構音障害、diplopia複視。
良性発作性頭位性めまい(BPPV)
眼振
- 多くは純回旋性眼振
- 反対頭位で眼振方向が変わる。眼振出現までに短時間の潜伏時間があり数分の持続(多く1分以内)で消失する。(
前庭神経炎やメニエール病では頭位によっては眼振方向は変わらない)。
メニエール病
症状
聴力低下