07-03;外耳中耳疾患
中耳炎
- 急性中耳炎は生後1年目に好発し、3歳までの間に過半数の小児が罹患するといわれる。また滲出性中耳炎も4〜6歳の小児に好発する。急性中耳炎の起炎菌は肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリスが主である。
- 年間20万人。年間10人未満であるが死亡例もある。
- 子供は耳管が短く、傾きが少ない。
- 内耳を囲んでいる骨は、歯なみに硬い。
急性中耳炎
- 鼻炎(鼻の細菌が届きやすい)、アデノイドが大きい、鼻をすする癖;中耳炎になりやすい。
- 子供の場合、名前を呼んでふるむかない、テレビを近くで見る、耳を気にする の症状
慢性中耳炎
- 大人も多い。穿孔性、癒着性、真珠腫性(難聴、めまい、神経障害(顔面、味覚))。
- 飛行機が着陸する時に耳が痛くなる人は 中耳炎になりやすい。
真珠腫
- 鼓膜の一部がへこんでできる。
- 手術後、味覚に変化が起こることがある。数か月以上回復にかかる。