07-16;その他
菊池病(亜急性壊死性リンパ節炎)
- 無治療でも4週間ほどでほとんどが自然治癒する。(長いと〜4ヵ月)
- SLEへの移行がある(約3%);抗核抗体はチェックを。
- プレドニンが著効;15〜30mg/dayから開始して5日ごとに漸減?(もっと少なくてもよいかも)
- 40歳以上では生検をした方がよいかと。かかるのは平均21歳。
- 症状;有痛性頸部リンパ節腫脹(56〜98%) 発熱(30〜50%)
- 検査所見;丘疹性紅斑や滲出性紅斑等の皮疹(約10%)、白血球数低下(約50%)、LDHやCRPの上昇を認めることがある。
- 鑑別;伝染性単核球症、SLE、結核性リンパ節炎、悪性リンパ腫など
- 治療;消炎鎮痛薬による対症療法
- 3〜10%で再燃が認められる。